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バイクで立ちゴケして心もコケたライダーに送る整備士の言葉

バイクに乗っていると誰しもが一度はきっと大切な愛車を倒してしまうアクシデントに遭遇した。又はヒヤッとした経験をした方は多いのではないでしょうか?不運にも立ちゴケをしてしまって、車体に傷がなくとも大切なバイクを倒してしまったという精神的なショックはライダーにとってかなり大きいと思います。

そこで実際に立ちゴケをしてしまった状況下では2つの選択肢があります。それは時間が解決するのを待つか、それとも純正パーツを入手して修復するかということです。特にバイクというのは趣味性の大きい乗り物ですから、走行上の支障がなく、保安基準に適合していれば修理の有無は個々の自由です。

この記事ではそんな立ちゴケをしてしまって心もコケてしまったライダー達に向けて少しは心が軽くなる考え方の転換ということについて考えてみたいと思います。バイクでコケても大丈夫です。だってバイクというのはタイヤが二つしかなく支えが無ければ倒れてしまうのが自然の原理なのですから…。

バイクは傷が付かない貴重品という概念を捨てるべし!

人それぞれに大切にしているものはあると思います。それは思い出の品であったり苦労して手に入れた腕時計や車やバイクなどなどです。特に苦労して奮発して手に入れた物というのは愛着が湧き、綺麗な状態を保ちたいという心は分かるのですが、車やバイクというのはどんなに大切にしていても傷は付き物です。

特にバイクというのは高速で移動している訳ですので、先行車からの飛び石や、ちょっとした不注意で縁石に擦ってしまったり、雨が降れば家に帰って綺麗に水気を拭き取ったとしても錆びというのは必ず発生します。これが嫌なら温度や湿度が一定に保たれた施設で飾っておくしかありません。

だからと言って、雑にバイクを扱えと言っているのではありません。バイクにとって一番良い環境というのはそのような「些細な事は気にせずに乗る」という心構えが大切ということなのです。例えば「傷が付くから」とか「立ちごけしたらどうしよう」という心理状態ではせっかくバイクに乗っても楽しくはありません。

バイクの傷や立ちゴケの経験というのは思い出になる!

バイクというのは旅の移動手段のみならず、移動そのものが大きな思い出になる乗り物です。立ちゴケというのは大多数の人が嫌な思い出として当初は感じますが、時間が経つにつれて「この傷は〇〇に行ったときに転んで付けた傷だな」と思い出に変わるという風に感じ取ることはできないでしょうか?

例えば大げさな話ですが、駐車場に100台同じバイクが並んでいて、自分のバイクをナンバープレートの番号や鍵などを使わずに一目で見つけることができるでしょうか?これは推測ですが旅先でのトラブルを経験していないピカピカのライダーは探し出すことが困難だと思います。

逆に旅先でのトラブルを多く経験したライダーというのは自分のバイクの細かな傷というのを認識していますので、比較的簡単に見つけ出すことができると思います。このようにバイクの傷というのは思い出としてプラスの方向で考えるということもバイクの一つの楽しみ方?であると私は感じます。

立ちゴケの傷というのは整備力も養われる

立ちゴケをしてしまったバイクを修理するという場合には、大半のライダーはバイクショップへ修理を依頼することが多いと思うのですが、立ちごけ程度の軽度な修理の場合には自分で純正パーツを取り寄せて比較的簡単に修理が可能であり、作業工賃も発生しませんので挑戦してみる価値は十分すぎる程あります。

もちろんフレームが曲がっていたり、エンジンやブレーキ等の重要保安箇所の修理の場合は除きますが、全てをショップ任せにせずに、自分でサービスマニュアルを見ながらバイクを弄ってみるということは、走りやスタイルを追求するという事以上にバイクを楽しむ重要な要素であると思うのです。

そのために、立ちゴケをしてしまったという事に対してあまり悲観的に考えるということはやめて、立ちゴケをしてしまったから養われる事が沢山あり、立ちゴケというトラブルもバイクに乗る一つの楽しみであるという風に考えれば少しはバイクに傷を付けてしまったというショックから立ち直れるのではないのでしょうか?

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