稼げりゃニートでも良いんじゃないの?

車検に合格しても車の安全性は100%確保できない納得の理由

      2017/01/07

%e8%bb%8a%e3%81%ae%e3%81%8a%e3%82%82%e3%81%a1%e3%82%83

自動車を保有している人であれば、普通自動車の場合は二年に一回の頻度で継続検査を行わなければ自動車は公道を走行することができない。この継続検査は一般的な通称は車検と呼ばれるもので、多くの人がこの車検に合格すれば車の安全性が保たれると勘違いをしているのが実情である。

私は自動車整備士をしているので、時々お客様から「車検に合格すれば安全なんでしょ?」と聞かれることがあるが、この質問に対して素直に首を縦に振ることはできない。それは本来、車の維持管理というのは、お客様自身で行っていただくことを前提としているためであり、車検はその中の一部でしかないためだ。

車検というのは、合格すれば車の安全性を保障するものではなく、公道を走って良い車の基準を国の基準に照らし合わせて修繕するものであり、車検というのはその最低限の基準をクリアしているか?ということをチェックするものであり、車検に合格したからといって車の安全性が保障される制度ではないのである。

それでは、車に詳しくない人は車検という制度では一体自動車整備士は何を見ているのか?ということに対して疑問を抱く人が殆どであると思う。この記事では車検制度で自動車整備士がチェックしている箇所について詳しく解説していきたいと思うので参考にしてみて欲しいと思う。

車検でチェックされる箇所

ブレーキパッドの消耗

特に命に関わる箇所であるブレーキパッドに関しては特に注目される点であり、車検に出すと一番交換される箇所ではないかと推測する。このブレーキパッドとは車を止めるためのブレーキシューという消耗品の点検であり、このブレーキシューが減りすぎるとブレーキを踏んでも車は止まらなくなる。

ブレーキホースの点検

近年では車の生産技術が向上して車検に出すとブレーキホースの交換が必要になったという事例は段々と減ってきている。このブレーキホースとはブレーキシューを押し出すための油圧を伝送するためのホースであり、中身はブレーキオイルで溢れかえっているのだが、ひび割れなどがあると上手く伝送されなくなる。

ブレーキパーツの清掃

上記で紹介した様に、車のブレーキ関連というのは消耗品で構成されているため、自動車のドラムブレーキ内はとても汚れている。汚れていると本来のブレーキの作用が軽減されてしまうため、車検の際にはこのブレーキパーツの清掃を行い、本来のパワーが出せるように調整を行う。

ベルトの点検

ベルトにヒビが入っているまま走行を続けていると、走行中にベルトが切れてしまう事例がある。走行中にベルトが切れてしまうとバッテリー上がり、エアコンが効かない、ハンドルが重くなる、オーバーヒートの原因となるため、車検ではベルトのヒビの有無についてチェックを行う。

ボルトの緩み等のチェック

自動車整備士が車の下に潜り込んでボルトの緩みをチェックする。中々車のボルトというのは頑丈に作られており、最近ではボルトが緩むという事例は少なくなってきたのだが、中には振動等でボルトが緩んでしまっているという場合がある。車はボルトで固定されているためボルトが緩むとどうなるか考えて欲しい。

これらだけのチェックで車の安全を100%保障することはできない

実際にはこれらのチェックの他にも細かなチェックは行われるのだが、専門的になってしまうのでここら辺で治めておこう。この事から言えることは車検に合格したからと言って、車の安全性を100%保障することは難しいという事である。

何度も言うようだが、車の維持管理責任というのは車の保有者にあるという事を忘れずに、日ごろの車の維持管理を怠ることなくチェックを行って、快適なカーライフを送ってほしいと思う。そうすれば車の欠陥における事故というのは本当に減る傾向にあるのだ。

車検は100%の安全は保障できないんじゃないの?

 - 雑学