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キャブレターとインジェクションの決定的な違いを解説

      2017/09/08

主にバイクの購入を検討している人の中で、中古バイクの購入を考えている場合にキャブレター車とインジェクション車という言葉を耳にすることがあると思う。バイクなどの構造的な知識のない人はこれらを聞いてもいまいち理解ができないと思うのだが、要するに双方どちらも燃料を霧状にする装置である。

現在、販売されているバイクや車というのは100%と言っても過言ではない程に、インジェクションが採用されており、キャブ車の新車販売は珍しいものとなっている訳であるのだが、キャブ車とインジェクション車にはメリットとデメリットが存在しており、一方的にインジェクションが良いとは断言できない。

この記事ではキャブレターとインジェクションの決定的な違いと、双方のメリットとデメリットについて解説していきたいと思うので、これからバイク選びでキャブ車とインジェクション車で迷っている人は双方の違いを理解した上で気になる車種を検討してみて欲しいと思う。

キャブレターとインジェクションの基本的な違い

キャブレターというのは空気と燃料を混合させて燃焼室に送り込むための装置であるのだが、キャブレターというのは原始的なものであり、エンジンが生み出された当初から存在しているのがキャブレターというものであるのだが、季節によって始動性が悪かったり、長い間放置をするとキャブが詰まるなどのデメリットがある。

キャブレターというのは原始的な装置であるために、エンジンの環境に応じた細かな調整というのができないために、排気ガス問題などで電子制御のインジェクションに移り変わっていった訳であるのだが、燃料を噴射する装置という括りにおいては双方の大きな違いはなく、原始的か電子的かの違いだけでである。

インジェクションはコンピューターで制御されており、燃料を噴射する際に重要な気温などの影響を受けにくく、状況下に応じて燃料を効率的に計算して燃焼室に噴射をするために、始動性や燃費などではインジェクションが優位に立つのだが、面白さを追求する人にはつまらないと感じてしまうかもしれない。

バイクに乗る人というのは、整備も娯楽と考えており、キャブを環境に応じて調整したり、キャブが詰まれば自分でオーバーホールなどの手間を一つの娯楽として楽しむということがあったのだが、インジェクションに移り変わってからはこのような調整や分解はできないために、面白さに欠けると考える人もいるためだ。

キャブレターとインジェクションの双方のメリットとデメリット

始動性はインジェクションが優位に立つ

キャブレターは冒頭でも解説した通り、原始的に燃料を空気と混ぜて燃焼室に送り込むために、季節に応じて始動性が悪かったりする訳であるのだが、インジェクションはコンピューターで正確に計算されて燃焼室に噴射をするために、始動性に関してはインジェクションが優位に立つことになる。

整備性はキャブレターが優位に立つ

キャブレターというのは、調子が悪ければ自分で分解して掃除をするということが簡単にできた訳であるのだが、インジェクションになってからは整備士でも掃除ができない場合が多く、エンジンがかからない場合にはキャブの場合には掃除で対処できるが、インジェクションの場合には交換となるために修理費用が高くなる。

バッテリーが完全に上がるとキックでも始動不可

キャブ車の場合にはバッテリーが完全に上がっても、キックが付いている場合には始動が可能であったのだが、インジェクションになってからは燃料の噴射は電子制御で行うために、完全にバッテリーを上げてしまうとキックでも始動ができないというデメリットがインジェクションにはある。

整備を重視しないならインジェクションを選ぶべき

バイク乗りの中には、インジェクションはダメだと主張する人もいるのだが、これはバイクというのは整備も娯楽の一つと考えられていた時代の名残りであり、これからバイクを始めて乗る人で整備性を重視しない人はインジェクションの方が燃費でも始動性でも優位に立つため、インジェクションを選ぶべきであろう。

現在では安い原付バイクでもインジェクションを搭載するのが当たり前であり、良い面もたくさんあるキャブレターというのは廃れていく存在かもしれないが、自分でキャブを調整して整備も楽しみたいと考えている人はキャブレターを選んだ方が楽しみの枠は広がるため、整備を楽しみたいならキャブ車を選ぶべきだ。

整備性で選べば良いんじゃないの?

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