稼げりゃニートでも良いんじゃないの?

夢を追いかけるということは現実逃避の口実という側面もある

      2017/09/10

一般的な大人という存在とは、学校を卒業し一般的な会社に就職して結婚をして子育てをして…。という典型的な生活が社会人として当然であり、このような一般社会から外れた夢を追いかけている人というのは、周りから「いい加減現実を見ろ」という言葉を投げかけられる世の中である。

学生ならば成長に連れて考え方も変わってくるために、特色のある職業を夢として語っても笑い話で済むかもしれないが、20歳を超えた大人が中高生が語るような夢をいつまでも追いかけて、一般的な社会に染まることに拒絶して、夢を追いかけるためにフリーターとして生活している人も多くいる訳だ。

例えば声優やミュージシャンや漫画家などのクリエイティブな才能が必要な職業を目指している大人も大勢いると思うのだが、このような夢のある職業というのは努力をすれば結果が返ってくるという訳ではなく、大抵の人は花を咲かせずに挫折してしまうのがこのようなクリエイティブな仕事の大きな特徴である。

確かに社会に染まらずに自分の夢に向かって進むということについては賞賛に値する行動力と責任感のある人であると私は感じるのだが、夢を追いかけるということは一般社会に染まることに対しての現実逃避の口実として夢を追いかけてしまうという側面もあり、夢はいつか諦めなければならない時が来るのだ。

漫画家を目指して就職せずに家に引きこもって原稿を書き続けている漫画家志望や、バイトを掛け持ちしながら作曲に励んでいるバンドマンなどは売れなければ一生を棒に振るということを理解しているつもりであっても「夢をあきらめたら終わり」という言葉に束縛されて夢を語ることで不安を解消し、現実逃避をするのだ。

夢を追いかけるということは確かに素晴らしいことであり、何歳になっても自分のやりたいことに挑戦し続ける人は尊敬に値するが、無理だと分かっているにも関わらずに、夢を語り続けいつまでも自立せずに「将来ビックになる」という言葉が口癖になっている人は夢を現実逃避の口実にしていないかよく考える必要があるだろう。

夢と現実逃避は紙一重の存在なんじゃないの?

 - オピニオン