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バイクの正しい暖気方法について整備士が解説したいと思う

      2017/09/23

現在新車として発売されているバイクというのは、殆どがインジェクションを採用しており、気温などに影響を受けずに寒い季節の場合でも一発で始動ができるために暖気というものが不要な車種も増えてきている訳であるのだが、キャブ車の場合にはエンジンを温める暖気というものが必要になってくる。

暖気というのはエンジンが始動した際にエンジンを温めるという認識しか持っていない人が多いのだが、暖気はエンジンが始動して放置をするというだけではなく、正しく暖気をしなければエンジン不調の原因となるために、キャブ車に乗っている人であれば正しい暖気の仕方は必ず知っておかなければならないことなのである。

まず、暖気をしなければならない理由の一つとして、キャブ車というのはキャブレターを採用しており、燃料を霧状にしてガソリンを気化させて燃焼室に噴射をするのだが、寒い季節になるとガソリンが気化せずに直接燃焼室に送り込まれるために始動性が悪くなってしまいエンジン不調を回避するためだ。

ガソリンをしっかりと気化させてベストな状態に燃焼室に送り込んで、最適なエンジン状態にするために暖気というものが必要とされているという訳であるのだが、暖気方法は教習所では教えてくれないケースが多く、大抵の人が何となくの感覚で行ってることが多いと思うため、正しい暖気方法について整備士が解説しよう。

バイクの正しい暖気方法の手順

チョークの正しい使い方を理解する

チョークというのは簡単に説明するとキャブの中に燃料を送り込むための小さな穴が開いているのだが、チョークを引くことで燃料を排出する穴が一つ増えて燃料の割合が多くなり、エンジンがかかりやすくなるというものなのだが、エンジンがかかった時点で戻してしまうのは誤りである。

チョークを引いてエンジンを始動するとエンジン回転数が高くなり、直ぐに戻してしまう人も多いのだが、チョークを引いてエンジンを始動させた場合には、チョークを最大に引いた状態で30秒から60秒放置して、エンジンを温めてやるというのが正しいチョークの使い方ということを理解しておこう。

チョークを引いた状態で暖気をして走行時には戻す

チョークを引いてエンジンを始動させると、直ぐに始動するためにチョークを引いた状態や、適度なアイドリング状態になる位置に調整して走行する人もいるのだが、チョークというのは始動時に使用するものであり、走行時には必ずチョークを元に戻す必要がある。

チョークを引いてエンジンを始動させてエンジンが始動してチョークを戻した場合にエンストするならば、暖気が完了していないということになるために、暖気の目安としてはチョークを戻した時点で正しくアイドリングをするということを目安として暖気を行うのが正しい暖気の方法ということを理解しておこう。

チョークを正しく使うことが正しい暖気の条件なんじゃないの?

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