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「なぜ勉強をしなければいけないのか」という子供の疑問を考察

子供というのは勉強というものを好んで自発的に行う割合というのは少なく、大抵の場合は勉強に対して適格な意思を持って勉強に励んでいる訳ではなく、親から勉強をしなさいという指導を受けて嫌々勉強を行っている子供が殆どであると思う。そのような子供が一度は思う事はなぜ勉強はしなければならないのか?という疑問だ。

子供はこのような勉強の必要性について親に聞いてみても明確な答えは得られずに「将来役に立つ」という簡単な言葉で話を終わらすだろう。それもそのはずであり親世代も子供時代には同様の勉強の必要性を疑問視し、同じように勉強をする意味を考えていたために大人になっても勉強の必要性が説明できないのである。

多くの子供達が疑問に感じている勉強の必要性という側面だけを考えてみると、勉強というのは社会や化学という授業で学ぶ知識に関しては大人になっても役に立つことは無いに等しいかもしれない。しかし勉強をする本質というのは知識ではなく、能力を測定する手っ取り早くツールであるという側面がある。

社会というのは有能な人材を選抜して基礎能力が高い人材を優遇し、逆に知識が乏しい人材は奴隷扱いするという世界である。この優秀な個人の能力を見分けるために行う過程が勉強という訳だ。そのために勉強は将来役に立たないという認識はそもそもが話の焦点からずれている話であり、勉強の本質はフィルターという訳だ。

勉強は将来の役に立たないのは当たり前の話である

親が子供に勉強をしなさいと注意すると、勉強に対して否定的な子供は「勉強は将来の役には立たないし時間の無駄」という言い訳をする子供が多い。もし子供からこのような勉強の必要性について問われることがあったら大人はどのように答えるのだろうか。きっと何も答えられない大人が多いことだろう。

私の持論としては勉強が将来の役に立たないのは当然であり、尚且つ学校で学ぶ殆どの教科は将来に出れば何の役にも立たないのは当然の話であり、勉強の知識を記憶するという事自体には何の意味も齎さない無駄なものである訳だが、そもそも勉強の知識を将来に役立てるという認識が誤りであるということだ。

大人も会社の中でもお金を稼ぐために無駄な知識を吸収してストレスの中で何十年も生活をしなければならない訳だ。例えば大人になると社会で「なぜ出社して資料を作らなければならないの?無駄だからやらない」という社会人はいないように、出された課題に対して疑問視をするという認識では淘汰されてしまう。

勉強もこれと同じことであり、出された課題に対して知識の有益性を考えて理由を付けて勉強を行わない場合には学校という組織に低評価が押されるし、逆に優秀な場合には高評価が押される。この仕組みは社会と同じであり、勉強は社会に出る前の疑似会社であるという認識を持つべきなのではないだろうか。

勉強の有益性を考えるのは無駄なんじゃないの?

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