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タイヤ交換後に異音が発生する原因を整備士が説明しよう

      2018/03/17

雪が降り積もる雪国では、車の購入時にはスタッドレスタイヤを合わせて購入することが一般的であり、冬になると雪に備えてスタッドレスタイヤを装着し、春になるとノーマルタイヤに履き替えると思う。その際にタイヤ交換後にカタカタという異音が発生することがあるのだが、この原因として2つ考えられる。

タイヤ交換というのは一見すれば車に詳しくない人でも簡単に行えるという認識があると思うのだが、車の重心を支えているタイヤを適当に交換してしまうと、走行中に最悪の場合には脱輪したりするなどの危険性を伴う作業であり、整備士でもタイヤ交換は複数人でナットの締まり具合を確認する程に重要な作業なのだ。

この記事ではタイヤ交換を整備工場ではなく、自分で交換した際に履き替える前までは音がしていなかったというケースを例として原因を考察していきたいと思うので、もし自分でタイヤ交換をして今までしていなかった異音が発生した時には落ち着いて確認をしてみて欲しいと思う。

タイヤ交換後に異音が発生する原因は主に2つの要素がある

ナットがしっかりと締まっていない

機械に詳しくない人というのは、ボルトなどの閉める必要性のあるネジは強く締めすぎる傾向にあるのだが、実はボルトというのは締めすぎても緩すぎても問題が発生する原因になる。緩く締めれば振動でネジが緩む原因になるし、強く締めればネジ山が潰れてしまう原因になるなどのトラブルが生ずる。

特に中途半端にこの締め具合の知識がある人というのは、ナット等の閉める部品は締めすぎては駄目という意識を持っているために、ネジ山を保護するために緩すぎる力加減で締めてしまいやすいのだが、タイヤのナットは緩すぎるとカタカタと異音が発生する原因になるのである。

私は整備士をしているのだが、自分でタイヤ交換をしたお客さんがタイヤ交換後に異音がするという理由で入庫すると、4本あるタイヤの内のどれか一つのナットが緩んでいるというケースが結構多いのである。そのために交換後に異音が発生した場合にはナットの緩みが無いか増し締めを行ってみて欲しいと思う。

タイヤのサイズが合っていない

これは特に田舎でよくある例なのだが、田舎というのは車が無いと交通手段が皆無に等しいために5人家族の家では子供を除いて5台程度の個人の車を所有していることが多い。そうして自分でタイヤ交換を行って車庫の空いた場所にタイヤを保管しておくと、どれが自分のタイヤなのか分からなくなってしまうことがある。

そうなると、車についての知識が無い人はタイヤであればどのような車に装着しても変わらないという認識を持っている人がおり、ホイールサイズの違いでホイールがキャリパーに接触していたり、タイヤがボディーに干渉していたりするために、走行時になるとシャーシャーという音やゴツゴツとした大きな異音が発生する。

そのような場合には落ち着いて車をジャッキアップした状態でタイヤを回してみて、干渉している箇所があった場合にはホイールやタイヤが車に適合していない訳であり、そのまま走行を続けると事故の原因にもなるし、干渉している部分があるために車が傷みやすいので早急に対処する必要性がある。

原因が不明であれば整備士に診断して貰おう

車の異音というのは走行中にはボディーを共鳴するために整備士であっても診断が難しい場合があり、特に車の知識が無い人に音だけで原因を究明しようと言っても難しいと思われる。車から異音が発生するということは何かしらの理由があるために心配ならば整備士に診断してもらうことが一番確実だ。

車というのは不思議なもので、タイヤ交換をした後に異音が発生してタイヤが原因と診断しても、足回りの損傷であったり、中にはエンジンの故障という場合もあるために、安心して車に乗るためには少しでも異常を感じた場合には早急に専門家である整備士に見てもらうということがやはり大切なのである。

異音が発生したら直ぐに診断する必要があるんじゃないの?

 - 雑学