稼げりゃニートでも良いんじゃないの?

ニート生活を続けることで失うものは計り知れないというお話

      2018/04/17

ニートという生活というものを想像してみると、毎日目的もなく自堕落な生活を送って親のスネをかじりながら生活しているダメ人間という印象を受けると思う。確かに全く働く意識のない自堕落で救いようがないニートというのも多いのが事実なのだが、実際の多くは脱ニートをしようと懸命である場合が多い。

しかし、ニート生活というのは社会生活が一切切り離されて空白というブランクが生まれてしまう訳であり、この空白期間が長ければ長いほど社会復帰というのは難しいものとなってしまい、就職をするというハードルが次第に高くなってしまうということもあり脱ニートができないという人も多いのも事実である。

このようなニート生活を送っている中で失うものというのは就職先だけではなく、ニートになると様々な人生の中で大切なものが失われてしまう。この記事ではニート生活を長く続けることによって失ってしまうものを紹介していきたいと思うので、脱ニートを考えている人は今後の参考にしてみてほしい。

ニート生活を続けることによって失ってしまう大切なもの

就職先という壁

ニートが社会復帰を考えると、まずは就職から始めるという人が殆どであると思う。しかしニート生活が長期化すると履歴書に長期間の空白期間が生まれてしまうことになるために無駄なプライドや根掘り葉掘り過去のことを聞かれるのではないだろうか?という恐怖心から中々一歩を踏み出せない人が多い。

そうして就職をするということを後伸ばしにすると、その分空白期間が増えていき就職をするという機会を逃してしまい途方に暮れている高齢者ニートというのも多いのも事実であり、ニート生活が長期化すると就職先という人生の選択肢が無くなってしまうということを理解しておこう。

自尊心が皆無に等しくなる

ニートというライフスタイルは決して人に褒められた生活ではなく、知り合いに合えば好きでニート生活を送っている訳でもないにも関わらずに「自堕落な生活をしているクソ人間」という罵声を浴びせられたり、昔の同級生に出くわすと自分の自堕落な生活とは比にならないほど充実している生活を送っている…。

このように自分の人格を否定されたり、自分と他人を比較して落ち込むという思考がニートの中には常に付きまとう。このようなマイナス思考を長年続けていくと自尊心というものが皆無に等しくなり、精神障害や不眠症などの心の病を生じてしまう確率というのが非常に高くなってしまう。

過去の友人関係は次々と疎遠になっていく

ニートとして長く生活をしていると、絶対的に友人という交流関係は徐々に無くなっていく。この理由としては自分がニートであるという事実を友人に知られたくないという思考があるために、友人からの誘いがあったとしても断ってしまう所から始まって挙句の果てには誰からも連絡が無くなってしまうのである。

そして最近ではSNSによって友人のライフスタイルというものが簡単に閲覧できるために、自分は自堕落な最悪の生活を送っているにも関わらずに、友人は充実した生活を送っているという劣等感からLINEから削除したり、アドレス帳から削除してして一切の連絡先を絶ってしまうという人もいる。

ニートという生活は決して楽ではない

私は現在は会社員として働いているのだが、過去には5年程度の長期間をニートとして生活していた訳である。そこで実際にニートとして生活してみると、組織に縛られていない自由な生活を実感できたのは最初の一年だけであり、あとの4年は不明確な将来を見通した漠然として不安感の方が強かった。

大抵の人はニートという生活は好きな時間に好きなことをしてストレスが皆無な状態で楽というイメージを持っているかもしれないが、実際にはニートという生活は会社員として生活していることよりも精神的ストレスが非常に大きいものであり、ニートという生活は決して自由ではないのである。

そして最後に一言。ニートになるきっかけというのは様々であるのだが、人格形成で重要になる学生時代に不登校になってニートとなってしまった人というのは、ニート時代のマイナス思考が脱ニートをしたとしても払拭することは難しく、ネガティブな思考を持ってしまうというリスクも考慮する必要があるということだ。

ニートは楽ではないんじゃないの?

 - オピニオン