稼げりゃニートでも良いんじゃないの?

車好きは整備士を目指してはいけない究極的な理由を紹介

      2018/04/20

最近は若者の車離れというものが進行してきており、車への関心が無くなることで車に乗る人口も減るという問題がある一方で、整備士になりたいという若者も年々減ってきており現在の整備業界は深刻な若者不足に陥っているのが現状であるのだが、車が好きで将来は整備士になりたいという若者もいることだろう。

確かに自分の好きな車に携わる仕事に就職できれば毎日が楽しいというイメージを持つのも致し方ないと思うが、整備業界は趣味の延長線上で仕事を選択するという安易な考えは駄目であるという典型的な例とも言えるものであり、整備士になると逆に車が嫌になってしまう若者も非常に多いのが現実である。

その理由として一番に挙げられるのが、ディーラーなどの大きな整備工場では一台ごとに整備完了時刻というものが設けられており、上司が決められた時刻までに整備を完了していなければ上司から罵倒されたり、過酷な労働環境の中で非常に長い残業時間を強いられたりする3Kの要素が抜けきっていないためだ。

そのために車が好きで整備士になったにも関わらずに、過酷な労働環境に耐えかねて整備士を止める若者というのが後を絶たないというのが整備業界の負のスパイラルなのである。これら以外にも車好きが整備士になってはいけない究極的な理由があるために紹介していこうと思う。

車好きが整備士を目指してはいけない理由

ディーラーでは他社の車に乗れないケースが多い

ディーラーへ就職をするとなると、自分が乗る車というのは基本的にトヨタであればトヨタ車の車しか購入することができないという場合が多い。例えば他社で魅力的な車が発売されたとしてもディーラーで働いている以上は自社メーカーの車しか乗れないという選択肢が減ってしまうのである。

自分はトヨタが好きだからトヨタ車にしか乗らないと決めているなら話は別だが、車が好きな人は様々なメーカーの車に乗ってみたいと思うのはごく当然である。しかしディーラーの整備士となると好きな車を選択する自由というものが奪われてしまうために車好きは整備士には向かないのである。

そして整備士になると自分の車を購入する際に整備性というものを重視するようになり、整備のしにくい車種は例え形が気に入っても整備がしにくいという理由で車を選んでしまう職業病に陥っている人もいる。例えば整備士であればギア車はクラッチ交換が面倒だからやめておくなど…。

自分の車は絶対に保安基準厳守

車が好きな人というのは、多くの場合で車をノーマルのまま乗っている方が少なく、多かれ少なかれ多少のカスタムを施して自己満足感を味わうというというのも一つの醍醐味であるのだが、整備士となると絶対に保安基準厳守であり、違法な改造は直ぐに指摘されてしまい自由に車をカスタムできないのだ。

この理由としては指定工場であれば国土交通省から不意打ちで「監査」という民間車検場でペーパー車検等の不正行為が無いかの抜き打ちチェックが入るのだが、万が一に不正改造車を駐車場に止めておくと「不正改造車に保安基準適合証を交付しているのではないか?」と疑われて徹底的に調べられるリスクがあるためだ。

なぜ指定工場が「監査」を非常に怖がるかと言うと、指定工場は運転免許と同じで減点方式を採用しており、重大な瑕疵が発見されると業務停止命令や指定の取り消しや検査員解任などの非常に重いペナルティを課せられるためであり、このようなリスクを無くすために疑われる行為は絶対にNGなのである。

趣味は仕事にしては駄目なんじゃないの?

 - オピニオン