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自動車のクラッチ板交換が高額請求になる理由を整備士が解説

      2018/05/01

現代は自動車免許を保有していなければ逆に珍しいと言われる程に運転免許は取得して当然という風潮がある一方で、車の免許はAT限定を取得する人というのが非常に増えてきた。確かに現在の車の殆どはAT車でありマニュアルに乗る人は社用車か車好きな人に限られてきたという現状がある。

その中でマニュアル車に長く乗っているとクラッチが滑って前に進まなくなる「クラッチの摩耗」というのが必ず起こるものであり、頻繁に半クラッチを多用する人は数年に一回のペースで、半クラッチ状態をあまり使わない人は数万キロに一回のペースで行わなければならない。

このクラッチ版の交換というのは整備工場やディーラーに委託すると10万円を越える見積もりが提示されて驚く人も多く、何故クラッチ板の交換でこれほどの請求がくるのか理解できないお客さんもいるため、この記事ではクラッチ板の交換がなぜ高額請求なのかということについて解説したいと思う。

まず、クラッチ板などを初めとした部品価格というのはそれ程高額なものではなく、クラッチ板とクラッチカバーとベアリング等を合わせても数万円程度に収まる。では何が高額となるのか?ということについて説明すると、高額請求の8割は工賃が殆どを占めていると言っても過言ではないのだ。

クラッチ板を交換する作業を簡単に説明するとクラッチというのは、エンジンとミッションが結合されている中間地点に収まっている。クラッチを交換するということはエンジンとミッションを切り離して中のクラッチを交換しなければいけないために非常に手間がかかる作業なのである。

イメージがつかめない人は、保有している車のボンネットを開けて欲しいのだが、狭い空間に様々な配線とパイプが付いていると思うが、それら一つ一つを切り離して、ミッションを下す際に邪魔になるラジエーターなどを取り外してからやっとミッションが下せる訳なのである。

ミッションは軽自動車であってもかなりの重量があり、数人がかりでミッションを下ろして、クラッチを交換して取り付ける際にはボルトの位置が適格な場所に来るように微調整をしながらミッションを乗せなければいいけないために、非常に時間が必要となるために工賃が高く設定されているという訳だ。

クラッチ交換は殆どが工賃なんじゃないの?

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