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車やバイクの車検制度というのは安全を保障するものではない

      2018/06/30

四輪車や250ccクラス以上のバイクを初めとした乗り物というのは、新規登録から3年で一回目の車検を行い、次回からは2年おきに車検をしなければ公道を走行してはならない事になっているのはご存知の通りであるのだが、車検をしたからと言っても完全に安全が保障されているとは決して断言はできない。

そもそも車検というのは、公道を走行するということについて一定の基準をクリアしているという基礎的な検査だけで車の性能の全てをチェックしている訳ではない。厳密に言うと、車の保守管理の責任というのは整備士にあるのではなく、車を保有している使用者に基づくものであるのである。

例えば、車検の検査というのは車の中でも重要な役目を果たしているブレーキ系統のディスクブレーキパッドの残量というのは3ミリもあれば十分検査は通る。しかし、坂道の多い地域に住んでいる人や走行距離が多い場合ケースを想定すると3ミリという残量では1年も持たない。

整備士はこれらの年間走行距離などを考慮して、次回の車検までに消耗して使い物にならない部品があれば交換をするという判断をするのだが、これがユーザー車検になると一時的に法定基準をクリアしていても車検は通ってしまうために、車検制度自体は完全な安全を保障しているものではないのである。

では「これから車のAI化が進んで故障個所があれば自動的に判断してくれるようになって車検制度自体が無くなるのか?」という疑問に対しての答えは、どれだけ車の性能が向上したとしても車検制度自体は絶対に無くならないと断言できる。それは車検制度というのは安全だけを目的としている訳ではないためだ。

車検制度は、車の使用者から確実に税金を徴収するという意味合いもあり、車検は毎年の自動車税をしっかり納めていなければ車検は通さないし、車検費用の大部分というのは重量税を初めとした税金が多く占めている。もし車検制度を廃止にすれば国としては税金を徴収する口実が無くなってしまうという訳だ。

車検制度は完全な安全を保障している訳ではないんじゃないの?

 - オピニオン