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車やバイクの整備の際に使用するトルクレンチの過信の危険性

      2018/07/04

車やバイクを初めとした乗り物を整備する際の工具の一つとして、トルクレンチというネジを規定値まで締まっているのか確認をする工具がある。車やバイクの殆どのネジというのはメーカーが指定した規定トルクが設けられており、整備の際にはこの規定トルクを厳守しなければ思わぬトラブルの原因の発生となる。

整備士以外の人で、日曜に自身の車やバイクを整備する人の中には、ネジというのは力いっぱい締めるという認識を持ってオイルのドレンボルトや10mmのネジを締めてネジ山が潰れたり、ボルトが折れてしまったりという経験をしたことがある人も大勢いると思う。

このようなネジを傷める危険性を減らすために使用するのがトルクレンチという訳なのだが、このトルクレンチというのはあくまでも規定トルク値の確認に使用するものであり、過信をして占めると規定トルクオーバーでネジが折れたりするトラブルが発生することがある。

これには理由があり、一つが使用者のトルク値の誤認とトルクレンチ自体の誤差が挙げられる。使用者がトルクを間違えてオーバートルクを設定してしまえば明らかに過大な力がかかるために折れてしまったりする。そしてトルクレンチは使用年数に応じて誤差が生まれるものであり、誤差でオーバーすることもある。

整備士であれば、ネジの舐めや折れというのは嫌という程に経験しているために、メガネレンチを用いて締めていると感覚でこれ以上締めるとネジが折れるということが分かっているのだが、週末整備の人は感覚が理解できないためにトルクレンチを用いてもネジを傷めてしまうことがあるのだ。

これを防ぐためには、トルクレンチは確認のためだけに使用して、ボルト類というのはメガネレンチである程度締めてからの最終確認をするという習慣を持つことが大切であり、一気にトルクレンチを用いて締めるということはしない方が賢明なのである。

確認に用いるんじゃないの?

 - 雑学