雑学

バイクの整備時にはトルク管理が非常に重要になる理由

バイクという趣味性の高い乗り物の場合には、自分で既存の純正スタイルから様々な改造を施して自分好みのカスタムを楽しむというのも一つの醍醐味であるのだが、カスタムをする際にはネジなどの規定トルク値を守ってネジを締めるということが非常に重要になるのだが、これを無視するユーザーが非常に多い。

整備士などは、10ミリのネジや14ミリや17ミリの車などに多く使われているネジの種類に応じて、感覚で手ごろなトルクを身に着けているのだが、整備従事者以外のユーザーというのはネジは緩まないように強く締めすぎているというケースが非常に多く、車体にダメージを与えている個体もある。

ネジというのは、強く締めすぎても緩く締めすぎても駄目な非常にトルク管理が難しいものであり、特に10ミリなどの細いネジを使用している場合には強く締めすぎてネジを折ってしまっている車体もちらほら見受けられる訳だが、これはトルク管理がしっかりと出来ていないためである。

私も整備士になる前までは、自分のバイクを整備する際にトルク値を無視してネジは強く締めることが当然という認識で整備を行っていた時期があるのだが、今思えば強く占めなくて良いネジを強く締めすぎてプラスチックのボディーが少し変形したことがあるし、ネジを折ったこともある。

特にバイクなどはメーカーが発行している整備士向けのサービスマニュアルというものがあり、これらのマニュアルでは車体に使われているネジの規定トルクが細かく解説してある。まずバイクを整備する際にはこれらのトルク値が書かれているサービスマニュアルを入手してトルク値を確認した上で整備をするということが大切だ。

トルク値は厳守しなければいけないんじゃないの?

関連記事

  1. 雑学

    安い料金で車検を行う場合に注意すべき盲点を整備士が解説

    車を所有している人であれば、新規登録の場合は3年で車検を行い、…

  2. 雑学

    竜田揚げ・から揚げの決定的な違いとは何だろう?

    楽しい酒の場、このような輩を見かけたことは無いだろうか?。「竜…

  3. 雑学

    車の暖房は燃費に一切影響を及ぼさないという事実

    最近はエコカーブームで多くの車が低燃費を掲げて売り出し、ユーザ…

  4. 雑学

    みなし公務員は公務員同様に副業禁止の法令に当てはまるのか?

    会社の給料だけでは満足できずに、副業を考えている会社員というの…

  5. 雑学

    盗撮カメラはスマホで簡単に発見することが可能である

    盗撮や盗聴と聞くと一昔前までは有益な情報を企業から盗み聞きをす…

  6. 雑学

    車の車検が一切通らない不正改造例を自動車整備士が解説

    車好きにとって自分の車を改造するということは車を所有するという…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


最近の記事

アーカイブ

  1. オピニオン

    Wikipediaが頑なにサイト収益化を図らない決定的な理由
  2. オピニオン

    バイクの任意保険は必要ないという愚かな判断は後悔の元である
  3. オピニオン

    VR技術で音楽業界に新たな道が開かれる可能性がある
  4. オピニオン

    日本人がファッションやブランド品に拘る理由は個性がないため
  5. ブログ運営

    ブログのPV数を把握して一喜一憂しても意味がないという話
PAGE TOP