車やバイクなどにカーナビやレーダー探知機を増設する際には車体から電源を引っ張ってくるという作業が必要になる。車体から電源を引っ張るというのはヒューズから電源を取るという方法や、リレーをかまして電源を取る方法などがあるのだが、よく使われるものとしてエレクトロタップというものがある。
このエレクトロタップというのは、車体から配線されているACC電源から電源を二股で取るということから泥棒配線とも呼ばれているのだが、作業効率というものを考えると非常に容易であることから、多くのカーショップなどでは使用されている訳だ。しかしこのエレクトロタップというのは難点がある。
それはエレクトロタップというのは、車体に繋がっている配線をタップして中の配線を押しつぶして電源を取るために、断線という危険性もあるし、神経質な人にとっては車体から出ている配線を傷つけたくないという人もいることだろうと思う。例えばナビで断線してしまうと断線箇所の特定が非常に面倒になるなど。
一番良い電源の取り方というのは、エレクトロタップを使用して配線を巻き込む方法ではなく、ギボシ配線やはんだ付けをしっかりとして連結させるということが後々の配線トラブルを防ぐためには必要な作業であるということであり、確実に連結させるということが配線を行う上で重要になるのである。
エレクトロタップは万能ではないんじゃないの?
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