対人恐怖症で高校を2度中退し5年引きこもった生活
私は対人恐怖症が大きな要因となって高校を2度退学している。一度目は私立高校を、そして2度目は県立の通信高校を退学しているのだ。
この高校を2度辞めてしまった原因は、対人恐怖症に伴う引きこもり化がひどくなったためだ。人生を決める大切な時期にこのような引きこもりになった事は当時ひどく後悔。
そのあと20歳までの約5年間のうち外出する回数は手で数えるほどしか無かったのだが、ノマドワーカーなどの仕事を始めて脱対人恐怖症&脱引きこもりをしてきた訳だ。
超簡潔に経緯について説明したが、普通とは違うということはお分かりになったと思う。その中で私が気が付いた対人恐怖症を重症化させなための方法を紹介していきたいと思う。
対人恐怖症とは
対人恐怖症とは
他人の前での失敗経験などをきっかけに、人前で症状が出ることを極度に恐れ、他者の目の前で極度の緊張にさいなまれる。思春期にはよく見られ、軽いものは自然に治ってしまうものであるが、一方で社会的生活に支障をきたすほど対人不安が高まってしまう場合、神経症として治療が必要である。
出典:対人恐怖症
対人恐怖症とはその名の通り、対人関係に関することが恐怖に感じてしまう症状だ。この対人恐怖症は主に十代前半から発症し、軽いものであれば自然と治ってしまうのだが、中にはずっと対人恐怖症を引きずってしまう人もいる。
私も対人恐怖症をずっと引きずってしまった中の一人だ。しかし、現在は対人恐怖症は克服している。この対人恐怖症は日常生活を送る上で損しかない厄介なもの。そのため現在も対人恐怖症で悩んでいる人は早めに克服したほうが良いのだ。
社会生活に支障があるのなら早めに心療内科へ受診をする
軽度の対人恐怖症であれば大人になるに連れて自然と克服してしまうものなのだが、中には外出することが困難になるほど重症化してしまう人もいる。
このような時には早めに心療内科への受診をした方が良いだろう。その理由は対人恐怖症は重症化すると意識を変えるのみで改善するという方法には限界があるためだ。
手の震えやめまいは自分の意思ではどうにもならない。そのような時には薬の力を借りて対人恐怖症を改善するという方法を取ったほうが格段に克服し易くなる。
他人は自分の事で精一杯という事実に気が付け
対人恐怖症に陥る多くの人に共通していることが1つある。それは自意識過剰ということだ。対人恐怖症の人は視野が狭くなっていて、他人はあなたの事を何も意識していないのに見られていると勘違いをしている。
視野を大きくして回りを見渡すと気が付くのだが、回りはあなたが思っているほど他人に興味はない。道をすれ違う人達はだれもあなたの事を見ていないのだ。
もし、対人恐怖症が改善してきたのなら散歩に出かけて欲しい。そうしてすれ違う人やコンビニの店内で人を良く観察して欲しい。誰もが自分の行動に精一杯で他人に興味なんて無いということに気が付くはずだ。
力を抜いて家にいるようなリラックスな状態を意識する
対人恐怖症になってしまうと対人関係に妙な緊張感が生まれてしまうことがある。それは緊張するあまりあなたの体に力が入りすぎているためだ。そのような時は家にいるような感じでリラックスする事を心がけて欲しい。
この力まずにリラックスすることが対人恐怖症の克服への鍵となっている。緊張感を感じてしまうと顔が力んでしまう場合が多いのだが、常にリラックスした状態を維持して欲しい。
変な顔になっていないか心配?大丈夫だ。他人はあなたの表情なんて気にしていない。むしろ相手に対して少し変顔で立ち向かうほどの強いメンタルを手に入れてくれ。
対人恐怖症には荒療治が効く
対人恐怖症は薬などを飲んで改善を図る方法があるが、それは一時の誤魔化しに過ぎない。やはり対人恐怖症を改善するには人と会って改善をする荒療治が一番効果的だと私は思う。
私も対人恐怖症を克服する際には多くの人と接して体に慣れを作り出して克服した。最初は特に辛いと思うが、続けて人と接する度に話すのは楽しいと思えるようになるのだ。
対人恐怖症と診断されて病院で薬などを処方してもらったら、それで満足せずに多くの人と接して「人と接する事の慣れ」を作り出して欲しいと思う。
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